多汗症の基本的な治療方法
多汗症の手のひらの汗の治療は、胸腔鏡下交感神経切除術が中心です。
足の裏の汗の治療は、腰部の交感神経を胸部と同じ方法で遮断する腰部交感神経節ブロックという治療法が最も効果をあげています。
運動をして体温が上がったときに体温を下げる調節機能は、知覚神経から脳に伝達され、脊髄を通って汗を出す指令が交感神経に伝えられます。
汗を止めるには、脳、脊髄あるいは交感神経のどれか何れかの反応を止めることにより可能になります。
脳や脊髄の機能に処置を加えるわけにはいきませんが、数十本ある交感神経は数本を遮断しても、機能的にはそれほど影響を及ぼさないことが確かめられています。
しかし、手術は難しく1年ほどで再発するケ―スが多くあります。
手のひらの汗は、第2、第3胸部交感神経節が調整しています。
交感神経は直径が7mm程度で、途中に太くなった交感神経節というところがあります。
交感神経節は交感神経の中継地点で、脳からの指令はこの交感神経節から、各交感神経に汗を出す命令が伝わります。
ですからこの交感神経節を切断してしまえば発汗を止めることができるのです。
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